夕暮れの翼

バイセクシュアルの翼がこれまでのこと、今のこと、未来のことなどを含めて感じたことをそのままオブラートに包まず書ける様にと作ったスペース。

例えば10年後

 

音楽を聴きながら

一点をなんとなく見つめたばこを吸ってるときに

ふと思った。

 

 

幼い頃の記憶がふいに頭に鮮明に蘇ることがある。

たぶん、人間誰もがそんなことを経験する。

 

 

幼稚園児だった自分が、小学生、中学生だった自分が・・・

今の自分を想像できただろうか。

 

今、23歳の自分がこうして

この場所にこの服装で座ってたばこをふかしてる自分。

 

そうじゃなくても、この職業に就いてる事 なんて漠然なことでもいい。

 

 

 

例えば10年後の自分に

今、ここに座ってたばこをふかしてる記憶が残っているのだろうか。

 

 

10年後の自分は今は想像も出来ない。

 

 

時が経つのは早い。

 

 

人生は自分で切り開いて行くものだと俺は思っているから

もっと自分の感性を信じて突き進んで行こうと改めて思うこの深夜だ。

 

 

自分の人生、一度しかない人生、

自由に、感性の赴くままに進もうじゃないか。

 

 

特にこの1〜2年は仕事に突っ走って来た。

それは大事だ。

 

特に俺は大好きな事で飯を食べさせてもらってるんだ。

 

 

しかし routine(毎日同じ事の繰り返し)すぎた。

仕事の内容ではない。

仕事中はもちろん毎日新たな発見があって毎日が面白い。

それは断言する。

 

そうじゃない。

朝起きて、ご飯を食べて

仕事場へ行き、仕事。また仕事。

帰りがけに食品を買っていち早く身体を休める為に家に帰り

風呂に入り、ご飯を作り、お酒を呑み

今日の反省や翌日の事を考えながら寝る。

 

その繰り返し。

 

 

違う。

 

人間の根本は?

 

性は?

 

俺は、しかも自分がバイである事を嬉しく思っているじゃないか。

 

 

恋まで行かなくても、身体を求めたって良いんじゃないの?

 

 

やっちゃいけないことのデッドラインは犯罪。

 

 

それさえ守れば、

本当は俺自身の欲求はもっとクレイジーじゃん。

 

いつから家に帰って早く寝る様になったんだ?

それは、一人暮らしを始めてから早起きする為には早く寝なければならないけれども。

 

仕事では仕事に専念して、求められた事以上の事をやり、

外ではその分もっとクレイジーになったって良いじゃないか。

 

 

マツコデラックスが彼女の綴った本の中で

 

男は女優に清純派という幻想を抱くのが好きだが

芸能界に入ってくる時点で清純派であるはずがない

 

と言っていたのは記憶に新しい。

全くその通りだと深く同意した。というより、俺もずっとそう思っていた。

 

 

醜態を晒さなければ良い。

 

 

お客様の前で。

 

 

俺は自分が好きだ。

自分に産まれて来て誇りに思っている。

 

 

その誇りと共に時を噛み締めて生きずにどうする。

 

 

そう思った深夜4時。

 

って早朝じゃん!!!