独り暮らしは気ままで良い。 好きな時に帰り 好きな時にシャワーを浴び 好きな時にご飯を食べ 好きな時に晩酌をして 好きな時に寝る。 仕事が無ければ 好きな時間に起きる。 好きな事を自分のペースで出来る。 マイペースな ・・・・・・もう少し正直に言う…

みなさんご想像のとおり。 どっかのホテルにはずかしげもなく 淡々と手続きをすませて入って行く龍。 後を追う俺。 部屋に入るなり龍が先にシャワー。 俺の番になり、シャワーを浴びて あがると、部屋は暗く、彼はすやすやとベッドで寝ている様だった。 俺は…

のどかな池でボートの上 大きな１７歳の男の脚の間に まぁまぁ大きな１８歳の男が座り 同じ方向を見上げながらゆっくり流れて行く"時"。 なんだか恥ずかしくて落ち着かない。 何を話したか覚えていない。 「あー眠い！」 そういって寝転ぶ龍。 そして自分の…

公園についた俺ら。 彼の名前は「龍」と言った。 偽名だとしてもどうでも良かった。 龍は色黒な細い顔、細いからだに 金色の長髪をなびかせ長ーいコートに身を包んだ奇抜なファッションで のどかな公園に全く合わない。 龍だけ浮いていた。 そんな人目を気に…