夕暮れの翼

バイセクシュアルの翼がこれまでのこと、今のこと、未来のことなどを含めて感じたことをそのままオブラートに包まず書ける様にと作ったスペース。

高校の親友1

 

ご無沙汰しています。

 

今日は久々に高校からの親友からメッセージが来たので、

彼の話をします。

 

と言っても、みんなが期待してる様なことは何も無いよ。

甘酸っぱい?片思いの話。

 

 

俺は自分で言うのもなんだけど、メンクイ。

 

自分の顔なんか棚に上げてイケメンを目で追う。

 

昔から。

 

 

高校入学したときもそうだった。

 

もちろん、イケメンを見る度に、俺の妄想は膨らむ。

 

高校1年だから、俺のタイプの子はたいてい毛が無いんじゃないかってくらい薄くて

食べたいなーなんて。

 

 

違うクラスにイケメンが数人。

 

その中でも特に俺の密かなお気に入りが2人。

 

一人はマンガの世界にいる様なとびっきりの美少年。

 

もう一人はかっこいい男子。

 

 

マンガの子の話はまた今度。

 

今日はもう一人のかっこいい男の子の話。

 

 

高校と言ったら部活。

 

なにげに進学校に入ったんだけれども、俺の頭の中は遊ぶ事しか無かった。

 

といっても、俺は別にこれまで特にスポーツをやってきたわけではなかった。

 

けれど、運動部が良かった。

 

 

毎日汗を流して、青春を謳歌したかった。

 

 

どの部活にしようかな〜なんて迷ってる時にクラスメイトが

テニス部にしようよなんて言うからその場のノリでテニス部に入部。

 

 

テニス初心者だった俺は一から先輩に色々教えてもらう。

 

 

そんな部活中や部活帰り、いつも目が合う新入の同級生がいた。

 

 

 それが彼だ。

 

 

さらさらの髪。すらっと伸びた手足。

 

 

とってもかっこ良く魅力的な彼と俺はどうしても友だちになりたかった。

 

 

彼は目を合わせると会釈をしてくる。

 

 

(俺が意識して見すぎてるのかな。)

 

なんて思ったりもしたけど、やっぱり向こうもなんとなく見てくる。

 

 

気がつくと、いつの間にか彼と仲良しになっていた。

 

 

(続く)