夕暮れの翼

バイセクシュアルの翼がこれまでのこと、今のこと、未来のことなどを含めて感じたことをそのままオブラートに包まず書ける様にと作ったスペース。

幼なじみ3

 

ある日、親も兄弟も出かけ、俺だけが家に残った日。

 

 

ヤツは遊びに来た。

 

 

「うおーすげー勃つね!」

 

 

また太ももやあそこを触ってくる。

 

 

ふと思いつきで言ってみた。

 

 

「舐めて」

 

 

フェラなんていう行為すら知らないのに。

 

 

ヤツは嫌がる事無く舐めた。

 

 

初めての快感は想像を遥かに上回った。

 

 

「うぅ」

 

 

ヤツは「俺のも舐めてよ」

 

 

と言って来た。

 

 

正直無理だったが自分だけというのは気が引けた。

 

 

むせる様なにおい。

 

 

絶対俺のはこんなにおいしない。なんて思いながら舐めてやる。

 

 

「あぁん」なんてAV女優の様な声を漏らす。

 

 

AVなんて見た事無かったけど。

その当時はドラマの濡れ場も結構露骨だったから記憶にはある。

 

 

やっぱりむせる。そんなに続けられなかった。

 

 

だから俺の方が必然的にたくさん舐められていた。

 

 

とっても気持ちよかった。

 

 

そして、ヤツの身体を見てるうちに、

おしりに少し毛が生えているのを見つけた。

 

中1なのに。

 

 

「翼には生えてないの?」

「ない。」

 

 

ここで初めておしりにも毛が生える事を知った。

 

 

たぶん、イクまではやってなかった。

記憶は曖昧だけど。

 

イクことは覚えてなかったはず。

 

 

でも気持ちよくてこんなことを数回、繰り返したんだ。

 

 

 

続く

 

 

 

幼なじみ2

 

思わず声を漏らしてしまった俺。

 

ヤツは小声で囁く。

 

「すっげー勃ってるね」

 

 

実は俺、その時まだ"勃つ"なんて言葉を知らなかった。

 

 

ヤツは、俺のことが好きとかそういうのじゃなく

興味本位で触って来たようだった。

 

 

ただひたすら触られて、少し声を漏らして、その夜は終わった。

 

 

次の日からが大変。

 

 

他のメンバーに「翼のちんこメッチャ勃つんだよ!またやろうぜ!」

 

 

言いふらし俺は顔が真っ赤に。

 

 

親の前でも平気で言う。

 

 

なんてなってないやつなんだコイツは・・・

 

 

なんて思ったけど、ヤツは家に遊びに来た時にも俺の裸を見る様になった。

 

 

続く

幼なじみ

 

この間実家に帰った時に、

幼なじみの一人が遊びに来たんだ。

昔はとっても可愛いヤツだった。

 

実はヤツとは何度か身体の関係を持っている。

 

それも中学生の頃。

 

 

中学1年生。

夏休みになんかのキャンプに参加した時の事。

 

 

ヤツは元々やんちゃで変態キャラだった。

 

 

そんなヤツとは同じ班になり、同じテントのとなりの寝袋で寝ていた。

 

 

消灯時間になるまでヤツは色んなヤツのモノを寝間着の上から触って反感を買うっ言う小中学生お決まりの事をやっていた。

 

 

俺は暑かったので寝袋に入らずに上からかけて寝てしまっていたらしい。

 

 

たまたま、ヤツの手の上に俺のふとももが乗ったんだろう。

ヤツは俺のふとももを撫でていて、それに気付いて目が覚めた。

 

んだけど、俺も少し気持ちよくてそのまま気付ずに寝てるふりをした。

 

けど、意識があると、どうしても反応するものがあるよね。

 

 

ヤツはとうとうその硬くなったモノを触ったんだ。

 

 

つづく。

例えば10年後

 

音楽を聴きながら

一点をなんとなく見つめたばこを吸ってるときに

ふと思った。

 

 

幼い頃の記憶がふいに頭に鮮明に蘇ることがある。

たぶん、人間誰もがそんなことを経験する。

 

 

幼稚園児だった自分が、小学生、中学生だった自分が・・・

今の自分を想像できただろうか。

 

今、23歳の自分がこうして

この場所にこの服装で座ってたばこをふかしてる自分。

 

そうじゃなくても、この職業に就いてる事 なんて漠然なことでもいい。

 

 

 

例えば10年後の自分に

今、ここに座ってたばこをふかしてる記憶が残っているのだろうか。

 

 

10年後の自分は今は想像も出来ない。

 

 

時が経つのは早い。

 

 

人生は自分で切り開いて行くものだと俺は思っているから

もっと自分の感性を信じて突き進んで行こうと改めて思うこの深夜だ。

 

 

自分の人生、一度しかない人生、

自由に、感性の赴くままに進もうじゃないか。

 

 

特にこの1〜2年は仕事に突っ走って来た。

それは大事だ。

 

特に俺は大好きな事で飯を食べさせてもらってるんだ。

 

 

しかし routine(毎日同じ事の繰り返し)すぎた。

仕事の内容ではない。

仕事中はもちろん毎日新たな発見があって毎日が面白い。

それは断言する。

 

そうじゃない。

朝起きて、ご飯を食べて

仕事場へ行き、仕事。また仕事。

帰りがけに食品を買っていち早く身体を休める為に家に帰り

風呂に入り、ご飯を作り、お酒を呑み

今日の反省や翌日の事を考えながら寝る。

 

その繰り返し。

 

 

違う。

 

人間の根本は?

 

性は?

 

俺は、しかも自分がバイである事を嬉しく思っているじゃないか。

 

 

恋まで行かなくても、身体を求めたって良いんじゃないの?

 

 

やっちゃいけないことのデッドラインは犯罪。

 

 

それさえ守れば、

本当は俺自身の欲求はもっとクレイジーじゃん。

 

いつから家に帰って早く寝る様になったんだ?

それは、一人暮らしを始めてから早起きする為には早く寝なければならないけれども。

 

仕事では仕事に専念して、求められた事以上の事をやり、

外ではその分もっとクレイジーになったって良いじゃないか。

 

 

マツコデラックスが彼女の綴った本の中で

 

男は女優に清純派という幻想を抱くのが好きだが

芸能界に入ってくる時点で清純派であるはずがない

 

と言っていたのは記憶に新しい。

全くその通りだと深く同意した。というより、俺もずっとそう思っていた。

 

 

醜態を晒さなければ良い。

 

 

お客様の前で。

 

 

俺は自分が好きだ。

自分に産まれて来て誇りに思っている。

 

 

その誇りと共に時を噛み締めて生きずにどうする。

 

 

そう思った深夜4時。

 

って早朝じゃん!!!

 

 

夜ふかしの翼

 

たまには夜ふかしして良いよね。

 

 

やっと病み上がり健康になってお酒が美味しくなったし。

 

 

音楽聴きながら今日買った本を読み

たばこを吸う。

 

 

今日は新しい下着5つも買って来たから帰って早速洗った。

 

おろすのが楽しみだよ!!

 

下着って見えないけど、新しかったり気に入ってたりするとテンションあがるよね。

 

 

 

それにしても・・・

 

たばこは良くないよ翼くん。

キスしてもらえないよ。