夕暮れの翼

バイセクシュアルの翼がこれまでのこと、今のこと、未来のことなどを含めて感じたことをそのままオブラートに包まず書ける様にと作ったスペース。

高校の親友 番外編

 

番外編とは言ったものの、高校の親友1を書いてからすでに1年ほど経ってしまっているので、

 

昔話の続きを思い出すよりも、最近の記憶の引き出しを開けることの方が随分簡単だから、言い訳として番外とつけた。

 

高校生になって出会った親友の彼、名前を優也とする。

 

高校生の頃はやっぱり周りの様子を伺ったり、嫌われたら怖いという思いが強く、メールでも会話でも、どうしても無難な言動しかできなかったけれど

25になった今、俺は甘える。

 

そうは言ってももちろん優也はノンケ。

でも、ここまで仲良くしてきたからこそ、優也はいろんなことに寛大。

俺がバイって気づいてか気付かずしてか、うちに泊まりに来るとなると、『翼はバイだからな』って言って嫌厭する振りをして俺をドキっとさせる。

でも、キングサイズのベッドが一つしかないとなると、一緒のベッドで寝てくれる。

そして、寝起きが悪い俺に抱きついて起こしたりする。

 

最近は、参ってたこともあり、電話やメールで弱音を吐いたりしてしまっていた。

すると、頼ってくれて嬉しいと素直に言ってくれ、俺をにやけさせる。

 

ちょっと拗ねてしまったりすると『可愛いな。』と突然発し俺をどうしようもない気持ちにさせる。

『もう、翼は彼氏じゃなくて彼女だな。』
なんて、ノンケは本当に罪だよ。

 

俺はバイと言っても、ノンケではないから、やっぱりノンケの気持ちをいくら頑張って想像しても、バイの俺なりの解釈での想像にしかならない。

 

言葉遊びなんだろうけど、それが俺の胸をきゅんとさせる。

 

高校生の頃から、イケメンを見るたびに好きになってしまったりする癖は今になっても変わらないけど、それと同じく、彼に抱く恋心は高校生の頃から続いているんだ。

2015

あけましておめでとうございます。

 

ブログを放置してもう1年と3ヶ月が経ってしまっていました。

 

しばらくは少し望みを持ちつつちょくちょく来てくれていた方々も

きっと呆れて全く来なくなってしまったでしょう。

 

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

仕事を始め身の回りが忙しくなってから、

なかなか再開する踏ん切りがつかず、そのままだらだらと来てしまいました。

 

こういうことは重なるもので、年末に仕事が落ち着くと、身の回りのごたごたも落ち着きました。

ということで大掃除と共に部屋の模様替え。

 

パソコンを別の部屋にし、この部屋を色々考えられる様なスペースにしました。

 

これでしばらく開いてなかったパソコンにも進んで向かえそうです。

 

また、書きかけの話を進めていけたらなって思ってます。

 

 

2015年、素敵な年になりますように。

高校の親友1

 

ご無沙汰しています。

 

今日は久々に高校からの親友からメッセージが来たので、

彼の話をします。

 

と言っても、みんなが期待してる様なことは何も無いよ。

甘酸っぱい?片思いの話。

 

 

俺は自分で言うのもなんだけど、メンクイ。

 

自分の顔なんか棚に上げてイケメンを目で追う。

 

昔から。

 

 

高校入学したときもそうだった。

 

もちろん、イケメンを見る度に、俺の妄想は膨らむ。

 

高校1年だから、俺のタイプの子はたいてい毛が無いんじゃないかってくらい薄くて

食べたいなーなんて。

 

 

違うクラスにイケメンが数人。

 

その中でも特に俺の密かなお気に入りが2人。

 

一人はマンガの世界にいる様なとびっきりの美少年。

 

もう一人はかっこいい男子。

 

 

マンガの子の話はまた今度。

 

今日はもう一人のかっこいい男の子の話。

 

 

高校と言ったら部活。

 

なにげに進学校に入ったんだけれども、俺の頭の中は遊ぶ事しか無かった。

 

といっても、俺は別にこれまで特にスポーツをやってきたわけではなかった。

 

けれど、運動部が良かった。

 

 

毎日汗を流して、青春を謳歌したかった。

 

 

どの部活にしようかな〜なんて迷ってる時にクラスメイトが

テニス部にしようよなんて言うからその場のノリでテニス部に入部。

 

 

テニス初心者だった俺は一から先輩に色々教えてもらう。

 

 

そんな部活中や部活帰り、いつも目が合う新入の同級生がいた。

 

 

 それが彼だ。

 

 

さらさらの髪。すらっと伸びた手足。

 

 

とってもかっこ良く魅力的な彼と俺はどうしても友だちになりたかった。

 

 

彼は目を合わせると会釈をしてくる。

 

 

(俺が意識して見すぎてるのかな。)

 

なんて思ったりもしたけど、やっぱり向こうもなんとなく見てくる。

 

 

気がつくと、いつの間にか彼と仲良しになっていた。

 

 

(続く)

 

 

タンクトップ

 

タンクトップ男子を見るとドキドキする。

 

肌の露出部が多いけど、肝心なところが見えないっていうギリギリのところがそそる。

 

そこから覗くスラっとした腕や少し強くて暖かそうな腕。

 

そして綺麗目なわきの下なんか見えちゃったらたまらない。

 

 

今日、バスに乗って来たタンクトップ男子。

 

ソフトなイケメンでちらっと見えるわき毛や健康的な胸筋がそそった。

 

昼なのに、襲おうかと思った。

 

冗談です。

 

 

でも、もう今がギリギリの時期だね。

 

これからどんどん重ねて着る服の枚数が増えて行く。

 

寂しいね。

 

冬の男の子も好きだけどね。

笑顔で

 

もし前にこの話を書いてたらすみません。

 

半年前。

4月14日、名優 三國連太郎さんが90歳で無くなった。

 

「この数年で一番凛と見え、三國の威厳があった。

悲しいとは思わず不思議と感慨深く、涙は出なかった。」

 

息子の佐藤浩市さんが父の死に顔について語った言葉。

 

 

この言葉をきいて、この親子が俗にいう世間一般のそれでないことが伺えるが、

人の死・・・

死者、そしてそれを見送る周りの人たち両方に

それぞれの人生が最も出る瞬間がまた1つ刻まれて行くのかな。

 

 

少し、言いたい事がまとまらないけど、

生き方も死に方も人それぞれ十人十色。

 

だからこそその死ぬ瞬間には、笑顔で逝ける様に全力で生きよう。

 

そう思った。

 

 

そう考えさせられる報道があったなとふと思った火曜日の深夜。

 

 

おやすみ。

嬉しい事

 

よく行くスターバックスでのこと。

 

 

 仕事帰りにちょっとコーヒーをと寄ったスタバ。

 

 

荷物席においてコーヒーを取りに行った時ちょうど店長さんが帰るところでばったり会い、話していた。

 

 

つまりカウンター前での立ち話。

 

 

そしたら、店員さんが、「コーヒー無くなったんじゃないですか?のどかわいてませんか?」と

 

 

新しいコーヒーを差し出してくれた。

 

 

ビックリ。

 

 

店長の分もあって、2人で話しながらいただいた。

 

 

すると。ある店員さんが自分の休憩用にと作った果物をいれて作ったフローズンの様な物を持って来て、「是非飲んでください!今作った今日だけのスペシャルドリンクです!」って。

 

 

とっても美味しかった。

 

 

なんだか優しさが嬉しかった。

 

 

こんなこともあるんだなって、ハッピーになって帰った。

 

 

ただ、ちょっと水分摂り過ぎた感は否めません(笑)

 

 

店長があたたかいと店員もみんなあたたかくなるんだな。

 

 

これからもここのお店に来ようと思ったのでした。

幼なじみ4

 

ヤツが、実家に来たんだ。

 

たまたま俺が実家に帰った時。

 

他愛無い話してた。初めは。

 

でも。

 

いつの間にか俺の脚をなでてくる。

 

親も同じ屋根の下にいるのに、リビングで平然と。

 

予想外の事に俺はビクっ とした。

 

 

「前みたいにやろうよ」

「俺、男の人の筋肉とか見て興奮するんだよね」

「冗談だよ」

 

 

冗談だよ とは言っていたが

ヤツはどうやらゲイになったらしい。と悟った。

 

男にあんな撫で方、ノーマルならしない。できない。

 

 

俺は親もいたこともあり「ふざけんな」と突き返した。

 

ゲイにしてしまった原因があの頃の自分にあると思ったら少し申し訳なくなった。

 

そのときはそれで返した。

 

今まで誰彼構わず散々やってきた俺だけど、

ヤツには少し申し訳ない気持ちが湧いた。

 

 

相変わらずヤツからは可愛い年賀状が毎年届く。

 

 

ヤツにどう対応して良いかわからない。

 

 

俺はヤツに恋心は抱かないが

欲求に応えてやるくらいなら良いかなと思う自分もいる。

 

 

とりあえず。

次の年賀状はきちんと出そう。

 

と決めたのだった。